昨今、交通や通信網の発達が目覚しく、どの分野でもグローバル化が叫ばれています。そのためにも、人々は英語を始め欧米諸国の言語を習い国際化の波に乗り遅れまいと必死です。私も、若い頃は西洋礼賛的な発想で英語を一生懸命勉強したものですが、中年以降、その努力と成果のアンバランスに疑念を抱くようになり、代わってアジアの言葉に興味を持つようになりました。確かに、欧米の言葉は20世紀を席巻した言語でありその同化力たるやすさまじいものがあります。ですが、やれ英語だフランス語だという割に、我々東洋人にはいつまで経っても馴染みの薄い外国語でしかないように思えたのです。それに較べて、アジアの言語は日本人にとって親しみやすく、日本にいてもその気になれば接する機会が意外と多くて学び甲斐があります。自分の周りをちょっと見てください。韓国、中国、フィリッピン等大勢のアジア出身の人々がいます。コンビニのスタッフや食堂のアルバイト、会社員に労働者と様々な分野で彼らは活躍しています。こちらが少し勉強していれば一緒に話すこともできます。上手くなくても言葉が通じればそれが励みとなって更に努力しようという気持ちも生まれます。言葉を覚えると世界が広がるのは語学学習の醍醐味です。
また、各分野で国際化が進むにつれてグローバルランゲージ(世界共通語)の英語だけでは物足らなくなっています。道具としてだけでなく、その国の文化や価値観を理解するためにも相手の国の言語を覚える必要があるのです。相手の文化を尊重して、互いの国の言語を理解して共通の認識を持てることが真の国際化ではないでしょうか? 当校はそのような観点から言語教育をとらえて、通じるだけでなく、理解し合えるためにも外国語を学ぶことに重きを置いています。
理事長といっても私も一人の語学学習者。今後も、私と同じ「通じる、理解し合える」喜びを、生徒の皆さんと分かち合いたいと思います。
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